スタッフブログ

2015-09-21

バリデーション研修会

平成27年9月8日(火)18:00~20:00

茅ヶ崎市市役所コミュニティホール6階にて

「バリデーション研修会」

(認知症の人とのコミュニケーション法)

に出席しました。

 

訪問介護からはサービス提供責任者の2名

登録ヘルパーさん1名

小規模多機能型「ひまわりの家」からは

管理者と社員の2名

 

講師はバリデーションティーチャーの

正垣幸一郎先生。

 

「バリデーション」は近年、テレビなどでも

取り上げられる認知症の方とのコミュニケーション方法の

ひとつです。

私も名前は聞いたことがありましたが、詳しくは

学んだことがなかったので大変勉強になりました。

バリデーションとはすごく奥が深いのですが、

基本は特別なことではなく、非常に基本的、

人間的なコミュニケーション方法でした。

でも、私たちは業務の中でその基本的な

コミュニケーション法もなかなか実践できていない

のではないか、と振り返る時間にもなりました。

私たち介護に関わる職員は認知症をどうしても

「病気」の面や「症状」の面でとらえてしまいがち

ですが、バリデーションでは「認知症」には

主眼をおかず、「その人そのもの」に向き合う

という手法です。

考え方とすると「認知症」のお年寄り、

ではなく認知症の「お年寄り」と見る・・・

この「  」の部分をに目を向けるという

ことでした。

バリデーションの基本的態度は

・傾聴する

・共感する

・評価しない(全面受容)

・誘導しない(ペースを合わせる)

・うそをつかない

・ごまかさない

 

また、先生のお話の中で

「話を聞かないと人は話すこやめる」

という説明がありました。

この一言で、「話を聴く」

(「聴」心を持って聴く)ことの

大切さを痛感しました。

 

実際の訪問介護の業務では長時間は

関われないので、じっくり話を聴いて・・

という時間はなかなかないのですが、

小規模多機能の業務では基本的態度など

実用できることが多かったように思います。

 

こちらは実際体を動かしての演習

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ひまわりの家の松尾さんと早乙女さんが

先生からツッコミを受けていました。

先生は関西の方で軽妙なお話ぶりで

とても楽しい研修会でした。

 

バリデーションはとても奥が深く

ここには書ききれません。

これからも少しづつ勉強していきたいと思います。

 

(大椙)

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